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穴水副院長が文京区医師会の 学術集会で発表しました

[2010.03.11]

平成22年2月13日(土)、「第8回文京区医師会学術集会」(文京区医師会主催、於文京区医師会館)が開催され、当院の穴水聡一郎副院長が「当クリニックにおける抗加齢医学(ウェルエイジング)の取り組み」という演題で発表しました。

当院では、病気の治療にとどまらず、より健康を維持・増進していただき、まことに健康と長寿、つまり「元気でいきいき天寿を全うする」ことができるような医療をめざして、様々に模索・実践しています。その取り組みの1つとして、現在当院で実施しているウェルエイジング健診を取り上げ、紹介しました。

ウェルエイジング健診においては、身体の5つの系列における年齢(筋年齢、骨年齢、ホルモン年齢、神経年齢、血管年齢)を各種の検査により算出し、加齢が進んでいる系列を改善・維持するためのライフスタイル指導(食習慣、運動、生活リズムなど)や、必要に応じて、サプリメント指導などを行います。そして、「バランスよく老いる」こと――バランスエイジングを目標の一つにしています。


当日の演題発表では、ウェルエイジング健診の様子と、実際にウェルエイジング健診をお受けになり健康改善・増進に役立った方々の事例が紹介されました。例えば、実年齢56歳の方で、骨年齢が80歳、ホルモン年齢が69.7歳と、骨とホルモンの系列においてエイジングが進んでいたのですが、ライフスタイル指導とサプリメント指導によって、約半年で、骨年齢が77歳に、ホルモン年齢が55.7歳に改善したケースや、実年齢61歳の方で、ライフスタイル指導およびサプリメント指導によって、約1年で、血管年齢が67.9歳から62.8歳、神経年齢が56.8歳から48.0歳に改善したケースなど、大変興味深いお話でした。

このように、病気の治療にとどまらず、普段意識していない身体の状態を、より健康に近づけるための方法があることに、何より新鮮な驚きを感じました。

お一人おひとりが「元気でいきいき天寿を全うする」ために、できるだけ多くの方にウェルエイジング健診を受けていただき、ライフスタイルを改善してバランスよく老いることをめざしていただきたいと、改めて感じました。

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