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馬渕院長、藤医師、江川看護師が「第18回歯科患者塾」で講演をしました!

[2010.04.22]

平成22年2月21日、ODH草の根歯科研究会主催の第18回患者塾で、「21世紀の患者学 トータルライフクリニック本郷内科の挑戦」というテーマで馬渕院長と藤医師、江川看護師が講演をしました。
場所は青山の東京ウイメンズプラザの40名ほどが入る会議室で、演者と参加者の距離も近く、熱い交流がもたれた講演会となりました。

講演は3パートで構成されました。初めに、馬渕院長から著書「21世紀の患者学」を土台にした「患者中心の医療」の理念とその実践に必要なルールについての講演があり、次に、藤医師から予防医療の実践としてのウェルエイジング健診とバランスエイジング(身体全体がバランスよく老化し、弱点が少ないこと)についてのお話。最後に江川看護師から抗加齢のためのライフスタイルの変革について具体的な指導をしました。


馬渕院長は、「患者中心の医療」とは「治療の主導権は患者さんにある」ことを前提に「自己決定」と「自己治癒力」の両方が尊重されることであり、「予防医療」とは、「患者中心の医療」の実践のために、検査データや症状から近未来、遠未来に生じる状態を予測し、暗転する事態を予防する医療、「病気を未然に防ぐ」という原則が中心に置かれる医療、と話しました。
その実践例として、60代の不安定狭心症を患うAさんは、身体がだるく、何もしたくない、健康感がないと訴えておられましたが、一般の検査項目は異常がなく、経過観察となっていたそうです。しかし、予防医療の観点から一般検査にはない、抗加齢健診項目のホルモン年齢を検査すると、非常に低値であることが判明し、それに対するサプリメントによって症状が改善された、と紹介しました。


次に藤医師が、ウェルエイジング健診(ウェルエイジング外来をご覧ください)の紹介と、食事、運動、睡眠などのライフスタイルは病的老化の予防のために重要であること、更に、食事・運動の改善によって「老化は元に戻すことができる」と、ライフスタイルの変革の必要性を話しました。


最後に江川看護師が、ライフスタイルの変革としての食事、運動の具体的な説明をしました。また、ご自身やクリニックのスタッフが取り組んでいる食事改善や運動などを、その効果も交えて示すことによって、参加者の皆さまが食事や運動の見直しの大切さを再認識されている様子が伺えました。


質疑応答では、会場の皆さんから予防医療としての治療やサプリメントについての質問など多数出され、また、会の初めから熱心にメモをとる方も多く、「21世紀の患者学」「予防医療(ウェルエイジング医学)」というテーマは関心が高く、21世紀の医療にまさに求められているテーマであることを感じる場となりました。

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