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「第21回トータルライフ医療学術集会」

「第21回トータルライフ医療学術集会」で、
穴水副院長、長屋副院長、羽谷看護師が
発表しました

「第21回トータルライフ医療学術集会」が、東京医科歯科大学5号館(東京文京区)にて開催

2012年11月24日(土)、「第21回トータルライフ医療学術集会」が、東京医科歯科大学5号館(東京文京区)にて開催されました。(主催:トータルライフ医療研究会)
今回のテーマは、「時代の限界を突破する医療への挑戦」で、演題発表とワークショップが展開され、多くの医療者から、現場での医療実践が分かち合われました。

羽谷佳子看護師

羽谷佳子看護師は、「看護師の『因縁果報ウィズダム』の取り組みが、軽度認知障害(MCI)の改善に功を奏した1症例」というテーマで演題発表しました。

MCIと診断された患者さんに、医師と共に早期介入を始めたが、改善が認められなかったため、「因縁果報ウィズダム」(TL人間学における問題解決のためのメソッド)に取り組み、医師との協働が進み、症状が改善し、リバーミード行動記憶検査(MCI診断にも用いる検査)の改善も認められた事例を紹介しました。高齢化社会に伴い、認知症は切実な社会的問題となっていますが、希望を感じるとともに、このような事例がたくさん生まれてくることを願う気持ちでした。

長屋直樹副院長

そして、ワークショップは、「予測・予防医療」の実践―というテーマで行われ、4人の医師より発表がありました。まず、長屋直樹副院長は、「栄養療法の基本について〜サプリメントの活用」というテーマで発表しました。

長年長寿国を誇ってきた日本人の食生活は、基本的には健康だが、塩分の取り過ぎとカルシウム不足があることや、野菜の栄養価が約50年前と比較するとどんどん減少していることなど、現代の日本食の現状を述べました。そのなかで、5大栄養素のバランスが、ビタミンとミネラルの不足であるため、ビタミン・ミネラルを特に多く含む食品を摂り栄養バランスを整えることの重要性を述べました。そして、女性の月経前症候群と栄養障害について評価した事例を紹介し、サプリメントで補うことで栄養障害が改善し、症状も改善したことを分かち合いました。質疑応答では、質問が多くあり、日々出会う患者さんの健康増進のための有意義なディスカッションが活発になされました。

穴水聡一郎副院長

そして、穴水聡一郎副院長は、「動脈硬化の『予測・予防医療』」というテーマで発表しました。クリニック内で取り組んでいる動脈硬化の予測・予防医療のステップ―1.現状をみる 2.予測する 3.予防する についてそれぞれ取り組みの実際を述べました。

またサプリメントによる動脈硬化改善の試みに取り組むなかで、悪化したケースが1名あり、ライフスタイルと意識を振り返ると、「これさえ飲んでいれば大丈夫」との想いがあり、食事が乱れていたこと、さらにその背景にある、穴水先生自身の意識がそれを引き出す縁になっていたことを分かち合いました。動脈硬化に関する「予測・予防医療」において、最新の医学的知見を含めた種々の側面から病態やリスクファクターを把握すること、また、治療のみならず、患者さんのライフスタイルや意識の転換、さらに医療者自身の因を整えて診療にあたることが肝要であること、をまとめとして述べました。
日々の実践の積み重ねによる、大変説得力ある発表でした。

学術集会を通して、困難の多い医療現場で日々挑戦している医療者の皆様の志に何より心打たれました。私も患者さんにより質の高い医療が提供できるようにもっと実践の水準を上げなければと感じました。これよりさらに努めてまいります。

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