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東京都看護協会の研修会で、 馬渕院長、長屋副院長が講演をしました!

[2012.12.28]

去る、2012年12月20日(木)、日本医科大学同窓会橘桜会館2階橘桜ホールにおいて、平成24年 東京都看護協会東部地区教育委員会主催の研修会が開催され、馬渕院長、長屋副院長が、「健康でいきいきと生きるためのアンチエイジング医療―未来に求められる医療のかたち」というテーマで講演をしました。

はじめに馬渕院長から、総論として、なぜ当院がアンチエイジング医療をめざしたのか、そのわけを様々なデータなどを用いて話しました。いわゆる「2050年問題」を解決するのは、市場経済の導入が鍵ではなく、「医療が、診断・治療から予測・予防に軸足を転換」することが鍵である、と述べました。そのための当院での取り組みを「脳卒中の予測・予防」「認知症の予測・予防」「骨関節疾患の予測・予防」の3点から紹介しました。

続く長屋副院長の講演では、各論として、アンチエイジング=抗加齢の意味、そして骨、神経、ホルモン、筋肉、血管のそれぞれにおいてバランスよく年をとってゆく“バランスエイジング”が大切であることを話しました。さらに食事療法、運動療法、精神療法のそれぞれを具体的にどう務めていったらいいのか、また、サプリメントや機能性食品の見分け方など、今日からでも役に立ち、実践できる内容を話しました。

その場には、東部地区の看護協会会員、約50名が参加され、熱心にメモを取られていたのが印象的でした。質疑応答でも「どんなサプリメントを飲んだらいいのか」など、具体的な質問があったのですが、研修会終了後、両先生のところに参加者が殺到され、ご自分の身体のこと、サプリメントのことなどより具体的にアドバイスを求められるお姿に、関心の高さを感じました。

当院でのアンチエイジング医療の取り組みがいかに病院ではたらく看護師さんたちにとって驚きであり、新しいものなのか。終了後の皆さんのご様子を見て、与えたインパクトの強さと、まずは看護師さんや医療者が健康で元気にならなければ、と思いました。

そして、当院の取り組みをもっと深め、広めてゆくことが待たれていることを強く感じました。

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