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「第21回トータルライフ医療学術集会」

「地域包括ケアシステム」
の勉強会が院内で始まりました

当クリニックでは、院内での勉強会をおこなっており、昨年は、アンチエイジングの勉強会を月1回で実施してきました。年末からは、新たに「地域包括ケアシステム」の勉強会が始まり、その第2回目が、2013年1月18日(金)、当院の会議室において実施されました。

今回このテーマになった背景には、2025年問題(いわゆる団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、本格的な超高齢化社会の始まりの年と言われている。現在のような病院や介護施設中心の体制では追いつかない)に向かい撃つために、国は「施設から在宅(地域)へ」と本格的に舵を切り、目標とするものは、住み慣れた地域で医療や介護、生活支援等を受けられる「地域包括ケアシステム」の確立ということがあります。
当院においても、地域住民の皆様や社会に微力ながら貢献したいとの想いから、昨年12月1日に、訪問看護ステーションをクリニックの近隣に設立しました。

今回は、講師に、高橋紘士先生(国際医療福祉大学大学院医療福祉学分野教授)をお迎えし、「地域包括ケアシステム」というテーマでご講演いただきました。高橋先生は大変著名な先生でいらっしゃり、スタッフはこの勉強会を楽しみにしておりました。

当日は、時間の関係上ぎゅっと凝縮してご講演下さりましたが、大変に心打つ素晴らしい内容で、スタッフは聴き入っておりました。

高橋先生は、地域包括ケアシステムとは何か、そのなかで行われるサービスとはどのようなものがあるのかを紹介され、このシステムがめざすのは、施設中心の医療・介護から、高齢者が可能な限り住み慣れた地域で、必要な医療・介護サービスが受けられ、安心してその人らしい暮らしを継続できること、それが実現できる社会づくりであることを話されました。これまで病院で治療する、治す、あるいは亡くなりそうなときには病院へ行くという考え方が普通でしたが、今、本当に医療の枠組みが大きく変わってきていることを実感するお話でした。

また、国の政策である在宅医療・介護推進プロジェクトについては、患者さんの願いを実現するために他職種の専門職がどうチームを組んで対応していくかが大切であることを話され、そのために、医療者の意識改革が必要であるとユーモアを交えながらお伝え下さいました。私たちスタッフも思わず笑いが出ながらも、「私たちが変わることが一番大事」と深く納得するお話でした。 そして、チームとなってゆくためには、「顔の見える関係」づくりがとても大切であることを伝えられ、当クリニックとしてもどう地域にアプローチしていくかということをアドバイスくださり、講演を終えられました。

何より、高橋先生の温かなお人柄、地域医療に寄せる熱いお気持ちが伝わってきて、地域包括ケアシステムに対して、知識から、「そういう地域医療をやっていきたい!」との気持ちになりました。 是非、今回学んだことを訪問診療、訪問看護の現場のなかで生かし、患者さんの願いを実現するための地域包括ケアシステムづくりに尽力し、少しでも社会に貢献していきたいと思います。

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