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御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターにて、第17回日本胎盤臨床医学会大会が開催されました!

[2015.06.10]

5月24日、御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターにて、第17回日本胎盤臨床医学会大会が開催されました。今回は、当院の馬渕院長が大会実行委員長を務め、大会のテーマは「『治す医療』から『予防し、治し、支える医療』へのパラダイム転換~プラセンタ療法にできること~」でした。馬渕院長は、開会の辞として、「今、時代はパラダイム転換を起こそうとしている」「医療者は一人の人間に戻り、横並びで他人を支えられる存在へと深化せねばならない、そして人間を取り戻した医療者同士が協働することが次の時代を切り開いてゆく」と会場の皆さんに呼びかけて、学会が始まりました。

最初に、当院内科医長の藤医師が、指定演題1例目として、「予防・治療・在宅におけるプラセンタの有効性」というテーマで発表しました。「プラセンタが酸化ストレスを抑制し、様々な疾患の予防に有効である可能性が高いこと」、「肉体的疲労、精神的疲労の回復に有効であること」、「がんにも有効なケースがあること」、そして在宅患者さんに多い「褥瘡にも有効であること」などを発表し、プラセンタの多岐にわたる新しい可能性についての発表に、参加者は非常に集中して聞き入っていました。

一つ目の招待講演には、京都大学名誉教授で、「健康と長寿のための食生活とはどのようなものなのか」を、世界中に出かけて行ってフィールドワークされ、シンプルで実行可能な原則に結実された家森幸男先生が「きれいで長寿になれる栄養学-和食をアンチエイジング食にするために」をテーマに、話をされました。もう一つの招待講演は、地域ケア総合研究所所長で、全国で数多くの医療施設、介護施設の指導をされている竹重俊文先生が、「『誰もが住み慣れた地域で暮らすこと』を支援する―医療と介護の一体化そして在宅医療と介護及び地域との連携・協働へ」をテーマに話をされました。どちらの招待講演も時代の先端を行く内容で、終了後の懇親会で多くの方が熱心に質問している姿が印象的でした。

医療界全体がパラダイム転換の時を迎えている「今」にふさわしい、新たな潮流を肌に感じることのできる第17回日本胎盤臨床医学会大会でした。

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